日付 : 不明  場所 : 不明


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< 土橋 宗一郎 : Vocal >
次世代の音楽シーンを背負って立つであろう、新感覚のヴォーカリスト。彼のバンド”GEMMY ROCKETS”のライブで、戸城と接近遭遇。その底知れぬ可能性が戸城の感覚を大いに刺激し、ついにこのバンドの参加が決定した。他に類を見ない、幻想的で存在感あふれる歌唱スタイルは、まさに逸材と呼ぶにふさわしい。もちろん、彼はこのバンドと同時に”GEMMY ROCKETS”としても、最前線で活動中。

< 横関 敦 : Guitar >
孤高のギタリストとしてソロ作品の制作活動のほか、数多くのアーチストのレコーディングにも意欲的に参加。その多彩な音楽センスで、ギタリストとしてのみならず、プロデューサーとしての評価も非常に高い。”JET FINGER”と異名を持つ彼のテクニックは、日本をもとより海外でもその名前は知れ渡っている。世界レベルのギタープレイが、バンドでさらに栄える時がきたようだ。

< 戸城 憲夫 : Bass >
ZIGGYのベーシストとしてあまりにも有名。特にコンポーザーとして絶大な評価を受けてきたが、今回はプレーヤーとしての彼の存在を特筆したい。独特の”毒”のある感性がこのバンドでどう評価されるのか興味は尽きない。

< 新美 俊宏 : Drums >
日本のハードロックバンドの草分け的存在、そして世界の”VOW WOW”として名を馳せた、伝説のバンドの名ドラマー。その圧倒的テクニックとワールドワイドな活動は今でも後進アーティストの目標である。その”伝説のドラマー”が見事復活するわけだが、豊富なキャリアと安定したドラミングがこのバンドの要であることは間違いない。
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僕の手元に1枚にライブ案内状が届いた。
メンバー欄には Bass / 戸城憲夫 とクレジットされている。
どうやら、ここ数ヶ月来僕が待ちつづけていた”謎”が明らかになるときが来たようだ。

以前からその噂は耳にしていた。そして戸城自身もインタビューなどで、ZIGGYとは別のプロジェクトを現在準備中であり、それは戸城個人としても”どうしてもやりたい事”である。と語っていた。さらに、その発言から伺えたのは―――理屈抜きに刺激的な存在/徹底したHARDでHEAVY、そして何よりも新しい音楽性/既存の音楽シーンにないタイプ/圧倒的な自己満足(笑)―――が、どうやらバンドのコンセプトらしいと言う事だった。
これだけでも随分と興味の沸くコメントではあったのだが、その反面、具体的な音や活動内容などについてはまったくの情報不足で、まさに”謎”に満ちていた。はたして現実性があるのかどうか、期待以上に不安が先に立ってしまったが、そうやらその心配も取り越し苦労に終わりそうだ。なにしろ実体が明らかになる日が、ついに決まったのだから!

その日僕は、大いに謎解きをさせてもらうつもりだ。
そして彼の言う”どうしてもやりたい事”をこの目で確かめねばなるまい。
いずれにせよ、かなり”スリルな夜”になりそうだ!

鎖内 兵介






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